タグ・もっと評価されるべき。
【チラ裏からヒャッハー！】天空の鳳凰（北斗の拳ｘなのはクロス）
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北斗の拳×リリカルなのはSS。
「こんな事を言うのは筋違いかもしれないけれど……
オウガイ様とサウザー様を止める事が出来るのは、不思議な力を持っているあなただけかもしれない」――ユリア
時は１９××年、海鳴は魔法の力に巻き込まれた！
地雷臭溢れるクロスその１。なのは無印時代に、世紀末以前の北斗勢がいる世界観*1。
ジュエルシードを集めるフェイトがジュエルシードモンスターに返り討ちに会い、とある山に落ちてしまう。だがそこには若きサウザー*2 が研磨する南斗の修行所があるのだった。という冒頭から始まる。ヒロインはフェイトなのだが、現在オウガイにフラグが立ちかけている。何故だ。
前書きにも書いてあるが、まだ開始時にお師さんが死んでおらず、サウザーはまだ帝王の血に目覚めていない。原作サウザーから残虐性を抜いて若くした性格なので、退かぬ、媚びぬ、省みぬな帝王が見たいかたはご注意ください。
丁寧に二つの世界観をすり合わせており、とらハ世界に北斗や南斗神拳があったらどのような立ち位置にいるのかがよく考察してある。そりゃ最強の暗殺拳なんだから龍とか夜の一族と関係持ってるわな。
ほぼ誰も知らないような北斗外伝の伝承者も出てくるので、北斗好きな人ならwktkが止まらないだろう。
実際のところ、リリなのに北斗を混ぜた作品は他にも若干ある。のだが、ほぼ全てがギャグパートでしか登場せず、よく似た他人の管理局員という立ち位置がほとんど。
よくある踏み台クロスにもなっておらず（力関係は北斗：とらハで７：３とのこと。大体あってる）数少ない正統派クロスオーバーではなかろうか。
とかいろいろ語ってみたが、つまるところサウザーがもしも将星に目覚めていなかったら、というＩＦを楽しみたい方はどうぞ。
どうでもいいが、平行世界の聖帝サウザーにとらハサウザーが出会って、
「貴様がお師さんへの愛ゆえに愛を捨てたと言うのなら、俺もまた愛ゆえに貴様と闘おう！！」というのを妄想した。
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*1 つまりこの数年後に核戦争が勃発するわけですな。……Stsでなのはがミッドに住んでるのにはこんな裏設定があったのではｗ
*2 （多分いないと思うけど）サウザーを知らない人への簡単な説明。
赤ん坊だったサウザーは、この世の全てを切り裂く拳法、南斗鳳凰拳の伝承者オウガイに拾われて、厳しくも愛情を持って育てられました。
サウザーもまた愛情に応えるように見る間に腕を上げていき、二人は本当の親子のようでした。
しかし、伝承者となるための最終試練の際に、サウザーは相手をオウガイと知らぬまま殺してしまいます。
試練の後、自らの手で敬愛するお師さんを殺したことに気づくサウザー。彼は深く悲しみ、「愛があるから失ったときにこんなにも悲しい。ならば俺は愛などいらぬ」と言い放ち、非情の帝王として生まれ変わったのです。
だが、今作では……。
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タグ・謎の違和感。謎の感動。
【習作】【短編連作】私の頭の中のダルシム【多重クロス終わりました】
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オリジナル・多重クロスSS。
『心にゆとりもてば、体もおのずから伸びる』――ダルシム
オリジナル恋愛ＳＳから、作中作でストリートファイター×焼きたてジャぱん×とある魔術の禁書目録×ゼロの使い魔というもはや訳の分からない多重クロスＳＳが展開される。
地雷臭溢れるクロスその２。むしろ最初オリジナルだったのに作中作とか地雷臭しかしない。
の・だ・が。ごめんなさい作者様、めっちゃおもしろかったです。DOGEZAしろと言われたら思わずするレベル。なんぞこれ、いやほんとになんぞこれ。
雨の日に偶然であった女性との再開、趣味の話で仲良くなったクラスの男子を相手に繰り広げられる、兄と妹が別々に展開する甘酸っぱい恋愛。その後、兄妹の会話でこんなＳＳ読みたいよねー、と言って、いいだしっぺの法則から書き始められた多重クロスＳＳへとつながっていく。
詳しくは言わぬ、とりあえずちょっとでいいから目を通してみよう。言えばそのぶん読んだときの面白さが減ってしまう。むしろあれの魅力はもはや言葉では言い表せぬ。というかぶっちゃけ語彙が足りぬ。ああ、自分の頭の悪さをこんなにも恨んだのはいつぶりか。
どこか昔を思い出す青春の日々を綴った恋愛と、どうしてこんなに綺麗に纏められるんだといいたくなるほどに、一つの作品に仕立て上げられたクロスオーバー作品が貴方を迎え入れてくれるだろう。
真面目にお勧め出来る理想郷クロスオーバー傑作のひとつ。いやほんと、題名とクロスで読まなかったら後悔しますぜー？
