按摩してもらいたいなあ・・・

【習作・ネタ】千雨からロマンス(ネギま×親指からロマンス)【一人称練習作品】
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ネギま×親指からロマンスSS。
「先生の身体を、一時間貸してください!!」――長谷川千雨


 長谷川千雨は、孤立していた――。
 そんな幼い彼女を慰めたのは、近所に住むお婆ちゃんだった。千雨はお婆ちゃんになんとかお礼がしたくて、一生懸命肩を揉む。
 そうしてお婆ちゃんから返された笑顔はとっても嬉しそうで、とっても綺麗で。
 それから数年後。中学生になった千雨は――立派なマッサージ師目指して一直線でありましたとさ、というお話。上記のセリフ*1はあまりに揉み応えがありそうなネギ君を見つけて、思わず口に出てしまったときのです。
 ツボーズと呼ばれるツボの妖精、らしきものが見える千雨が織り成すギャグSS。とりあえず千雨さん、一般的なマッサージ師は君が思ってるような人種ではないと思うよ?
 初期のネギまのごちゃまぜ感が非常に再現されていて、千雨さんのマッサージ気持ちいい→千雨さんが好きに移行しかけてる百合っ娘ゆえちゃんや、友達いなくてコスプレに走る子と認識されてしまったエヴァンジェリンなど、こんな学園行ったら楽しいだろーなー、としみじみ。あの不条理だけど愉快な感じはなかなか出せないと思う。
 ぜひともこの調子で修学旅行、麻帆良祭編と進んでいって欲しい、と思うのだが、残念ながらエヴァ編で終了の予定らしい。無念。
 あと、留年しまくりで友達いなくて、寂しさから吸血鬼コスプレで深夜徘徊してると思われてるエヴァンジェリンさん。茶々丸と相思相愛で夜の女王様的な関係にあると思われてるエヴァンジェリンさん。ついでに過去の違いとネギの意中の相手が違うから悩んでる超と、マッサージに科学的説明が出来なくて悩んでる葉加瀬さん。君たちは泣いていい、泣いていいんだ……!

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*1 この後「そんなっ、私を捨てるのですか!?千雨さん!」に続くwww
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